昨日、静岡県中小企業団体中央会主催の研修に参加し、 株式会社創造舎 経営企画室長・鈴木 朋 氏の講演を伺いました。
講演では、創造舎が取り組んできた「街づくり」と「伝統工芸の再生」について、 具体的な事例を交えながら熱く語られました。
創造舎が街づくりに踏み出すきっかけとなったのは、 かつて映画館が立ち並び賑わっていた 静岡市・七間町(映画館通り) が、 映画館の撤退により大きな空地となり、街の活力が失われていったことでした。
この状況を前に、建築会社として「建物をつくる」だけではなく、 人が集まり、関係が生まれ、文化が育つ“場づくり” に挑戦する決断をしたとのことです。
その後、空きビルのリノベーションや複数店舗の同時オープン、 通りの命名などを進めた「OMACHI創造計画」により、 人宿町は少しずつ人が戻り、街の魅力が再び形づくられていきました。
さらに、静岡市の伝統工芸施設「駿府の工房 匠宿」の再生にも取り組み、 大胆なリノベーションと職人育成を通じて、 伝統工芸を未来へつなぐ拠点として再構築した取り組みは大変印象的でした。
講演を通じて強く感じたのは、 「情熱を持った人が動くことで地域が変わり、やがて文化になる」 という創造舎の信念です。
実際に人宿町の通りは他の通りよりも活気があり、人を惹きつける魅力が溢れていました。
地域に根ざした活動を続ける私たち組合にとっても、 大きな示唆と励ましをいただいた研修となりました。

