令和6年度静岡県中小企業団体中央会県大会の出席

1 概要

静岡県中小企業団体中央会が主催する県大会が令和6年11月20日(水)に沼津市のプラザヴェルデで開催された。今回のテーマは「稼ぐ力向上」宣言!~組合が拓く中小企業の可能性~となっており、基調講演では東京都墨田区の浜野氏が基調講演を行った。
その後、県内の事例紹介があったので、その内容を報告する。

2 来賓あいさつ

 (1)森副知事挨拶

  • 県内の経済状況は徐々に上向きであるが、物価の高騰や担い手不足など、中小企業の取り巻く環境は厳しい。
  • そのような中、個々の企業が稼ぐ努力をするには、現状からの脱却が必要で、新しい技術を受け入れ(DXなど)と縦横のネットワークの構築

 (2)頼重沼津市長挨拶

  • 日本の政治状況が不安定であり、さらにウクライナやガサ地域の戦争など世界経済も見通せず、石油価格や物価の上昇や人材不足など中小企業の経営は厳しい。
  • 沼津市は中小企業が産業の9割を占め、大きな勢力
  • 中小企業には、継続的な「稼ぐ力」が必要で市でも支援

3 基調講演 浜野慶一氏(㈱浜野製作所会長)

  • 墨田区は大田区に次ぐ町工場がひしめくところ
  • 大田区は金属加工業が主体であるが、墨田区は異業種がバランスよく配置
  • カネボウ、ライオン、SEIKO、花王、アサヒビールはここから生まれた。
  • 東京下町のメリット 豊富な情報 異業種からのネットワーク
  • 大手企業ができないことを異業種と組んで対抗(特に大企業は判断が遅い)
  • 現在は、NASAのロボットアームや探査機のタイヤなどの製品開発も
  • 大手企業から研修生を受け入れ、「Garage Sumida」として転換し大きな成果
  • 中小企業では異業種や大学とのネットワークが不可欠

4 県内事例発表

(1)OJJ協同組合(浜松市)
  ・レスキュー用ジェット船外機の開発
(2)TEA SEVEN協同組合(藤枝市)
  ・台湾へのお茶のニーズ調査
(3)富士美芋協同組合(富士市)
  ・「富士美芋」のブランド化